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【プログラミング入門】【Scratch】7日目 もし~なら(条件で分かれ道)

2022.10.10更新

Scratchでプログラミング入門のタイトル画像になります

プログラミングって難しい!?

そんな事はありません!

Scratch(スクラッチ)を使えばカワイイキャラクター達と一緒にブロックを組み合わせるだけで簡単にプログラミングのキホンを学ぶことができます!

インターネットにつながるパソコンがあればすぐに始められますので「プログラミング授業の参考にしたい!」「まずは軽いプログラミングに触れてみたい!」などなどぜひ当サイトをご利用ください。

もし~なら(条件で分かれ道)

プログラムの基本は

(1)上から順番に
(2)条件で分かれ道
(3)繰り返し

でしたね!

今回から(2)条件で分かれ道をやっていきます!

ほとんどのプログラミング言語に「if(イフ)」という名前で用意されているとても大事なプログラミングテクニックの一つになります。

いろいろな条件でプログラムを分かれ道させてみましょう!

プログラミングがどんどん楽しくなる時ですね!

「条件で分かれ道」に必要なブロック

「条件で分かれ道」に必要なブロックは「制御」と「演算」の部分にだいたい用意されております。

「制御」

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像1

「演算」

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像2

少しずつ試していってみましょう。

もし~なら

「もし~なら」ブロックを使って条件が合う時だけ実行されるプログラムを簡単に組んでみます。

前回学んだ入力ブロックを使っていきますので忘れちゃったという方は復習しておきましょう!

「調べる」から「~と聞いて待つ」ブロックと「答え」ブロック、制御から「もし~なら」ブロック、演算から「〇=〇」ブロックを持ってきて次のようにプログラミングしてください。

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像3

年齢を入力してもらい、もし「答え」が「12」なら中のプログラムを実行します。

実行して「12」と入力してみましょう!

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像4

「12」と入力すると・・・、

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像5

中のプログラムが実行されました!

「条件で分かれ道」を作る時は「もし~なら」ブロックと「〇=〇」のような「条件式」ブロックを組み合わせて作ります。

今回の場合の条件式は「〇=〇」→「〇と〇は同じか?」という意味になります。

他にも

「△>□」→「△は□より大きいか?」

「△<□」→「△は□より小さいか?」

などがあります。

詳しくは後ほど説明します。

もし~なら、~でなければ

「もし~なら」ブロックだけだと条件に合わない時は何もしてくれません。

「もし~なら、~でなければ」ブロックを使って条件に合わない時に実行するプログラムも組んでみましょう!

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像6

「日本一高い山はなんですか?」と聞くクイズプログラムになります。

実行してみます。

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像7

間違った答えを入力してしまうと・・・、

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像8

注意されてしまいましたね!

これを組み合わせていけば簡単なクイズゲームが作れますね!

いろいろな条件式

それでは「もし~なら」ブロックを使って他の条件式についても試してみましょう。

その「答え」によってどのプログラムが実行されるのか確認してみてください!

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像9

「答え=20」

こちらについては始めにやったので説明はいらないですね!

この場合は答えが「20」と同じ場合に中身のプログラムが実行されます。

プログラムを実行して「20」とすると・・・、

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像10

中身のプログラムが実行されます。

「答え>20」

この場合は答えが「20」より大きい場合に中身のプログラムが実行されます。

プログラムを実行して「20」より大きい数を入力すると・・・、

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像11

中身のプログラムが実行されます。

「答え<20」

この場合は答えが「20」より小さい場合に中身のプログラムが実行されます。

プログラムを実行して「20」より小さい数を入力すると・・・、

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像12

中身のプログラムが実行されます。

「答え=20ではない」

この場合は文字通り答えが「20」ではない場合に中身のプログラムが実行されます。

プログラムを実行して「20」ではない数を入力すると・・・、

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像13

中身のプログラムが実行されます。

内容を変えたりしていろいろと試してみてください。

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細かく分かれ道

「もし~なら」ブロックの中に「もし~なら」ブロックを入れる事によりさらに細かく分かれ道をする事ができます。

テストの点数を入力してもらい、その点数によってランク分けをするというプログラムを作ってみます。

80点~100点・・・Aランク

30点~79点・・・Bランク

0点~29点・・・Cランク

この条件でランク分けをしてみます。

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像14

「もし~なら」ブロックの中に「もし~なら」ブロックを入れてさらに細かく分かれ道させる事ができます。

今回のプログラムでは

80点~100点の場合はAランク

30点~79点の場合はBランク

0点~29点の場合はCランク

にしたいので条件式を

「答え>79」→Aランク

「答え>29」→Bランク

それ以外→Cランク

のようにします。

たとえば最初の条件式を「答え>80」にしてしまうと「81」以上の数字を入力しないと「Aランク」にはなりません。

「△>□」や「△<□」を使う場合はこの数字の境目に注意しましょう!

それでは実行してみます。

「79」より上の数字を入力すると・・・、

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像15

「Aランク」になりますね!

この時は「もし「答え>79」なら」ブロックの条件が合いますので、その後の「でなければ」ブロックの中身は実行されません。

分かれ道を作る時はこのあたりにも注意しましょう。

「29」より上、「80」より下の数字を入力すると・・・、

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像16

「Bランク」になりますね!

それ以外を入力すると・・・、

Scratchの条件で分かれ道もし~ならの使い方の説明画像17

「Cランク」になります!

お名前

いちよう正しいお名前ですが、

「>」・・・大なり(だいなり)

「<」・・・小なり(しょうなり)

といいます。

次回は他のスプライト同志のやりとりの仕方を紹介します。

次回

8日目 もし~なら(条件で分かれ道)パート2

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