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プログラミングって難しい!?
そんな事はありません!
Scratch(スクラッチ)を使えばカワイイキャラクター達と一緒にブロックを組み合わせるだけで簡単にプログラミングのキホンを学ぶことができます!
インターネットにつながるパソコンがあればすぐに始められますので「プログラミング授業の参考にしたい!」「まずは軽いプログラミングに触れてみたい!」などなどぜひ当サイトをご利用ください。
プログラミングの基本は
(1)上から順番に
(2)条件で分かれ道
(3)繰り返し
でしたね!
今回から最後の(3)繰り返しをやっていきます!
ほとんどのプログラミング言語に「forフォー」とか「whileフォワイル」とか言う名前で用意されているとても大事なプログラミングテクニックのひとつになります。
本格的なプログラミングの始まりですね!
「繰り返し」に必要なブロックは「制御」の部分に用意されております。
このへんのブロックを使います。
少しずつ試していってみましょう。
繰り返しでプログラムが止まらなくなってしまった時は旗の隣の赤いボタンを押せばプログラムを止める事ができます。
「10回繰り返す」ブロックを使って数字を一つずつ上げていきます。
「繰り返し」に使う変数を一つ「すべてのスプライト用」で用意してプログラミングしてみましょう。
実行すると・・・、
数字を一つずつ上げる事ができました!
「10回繰り返す」ブロックを使った「繰り返し」のプログラムになります。
「数字」という名前で変数を用意して「変数」ブロックにある「~を1ずつ変える」ブロックと「10回繰り返す」ブロックを使って変数「数字」の中身を一つずつ上げております。
「10回」の回数は自由に変える事ができます。
もちろん「~を1ずつ変える」の数も変える事ができます。
3日目にやった10歩ずつ移動するプログラムを「繰り返し」を使って書き換えてみましょう。
実行すると・・・、
「繰り返し」を使う事によって簡単にプログラミングする事ができました!
「繰り返し」を理解するにはとにかくたくさんプログラミングする事が一番の近道になります。
いろんなパターンの「繰り返し」をたくさんプログラミングして「繰り返し」を身につけてしまいましょう!
「10」までカウントして「3」の倍数がきたら「おいっす!」と叫んでみましょう!
実行すると・・・、
無事に「3」の倍数の時に「おいっす!」と叫ぶ事ができました!
「繰り返し」の中に「もし~なら」ブロックを入れて「条件で分かれ道」をさせるというテクニックです。
さきほどと同じように変数「数字」の内容を1つずつ上げているのですが、今回の場合は少し難しいやり方をしております。
「数字を数字+1にする」
こちらのブロックですね。
これはカタチで覚えてしまいましょう!
変数「数字」に「+1」してその内容で変数「数字」を置き換えます。
この「+1」の計算部分を変える事によって複雑な数字の変化も繰り返し中にできるようになります。
あと今回は3の倍数「3,6,9」をすべて「もし~なら」ブロックで判定しておりますが、ここも「演算」ブロックの「割った余り」ブロックを上手に使うともっと簡単にプログラミングする事ができます。
詳しくは13日目に説明したいと思います。
実行すると・・・、
2つの変数の変化を確認できますね!
実際のプログラムでは一つの繰り返しの中で何十、何百の変数を同時に変化させる事もあります。
最初は少ない数から始めて少しずつ慣れていきましょう。
「繰り返し」の定番プログラム
「1 + 2 + 3 + 4 + 5 ~ 98 + 99 + 100」
と順番に足していく「100まで計算」プログラムを作ってみます。
実行すると・・・、
答えは「5050」ですね!
「1~100」まで上がっていく変数と合計を入れる用の変数を用意して、変数が一つ上がるたびに合計に足していく事で簡単に100まで計算する事ができます。
繰り返し1回目 合計(0) + 数字(1) → 合計(1)
繰り返し2回目 合計(1) + 数字(2) → 合計(3)
繰り返し3回目 合計(3) + 数字(3) → 合計(6)
繰り返し4回目 合計(6) + 数字(4) → 合計(10)
繰り返し5回目 合計(10) + 数字(5) → 合計(15)
※()カッコ内の数字が変数の中身です
このように繰り返し命令を使って、変数「合計」の値を塗り替えていく事で、複雑そうな計算もシンプルな「繰り返し」で書く事ができます!
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では「繰り返し」のキホンをやったトコロで他の「繰り返し」も少し試してみましょう。
実行すると・・・、
言葉通りずっと中のプログラムが繰り返されます。
ずっと繰り返されるので止めたい時は旗のとなりの赤いボタンを押しましょう。
実行してスペースキーを押すと・・・、
プログラムが止まりました!
文字通りすべてが止まってしまうのでゲーム終了時などに使うと良いでしょう。
「ずっと」ブロックや「すべてを止める」ブロックの下を見てみるとブロックのでこぼこがない事に気がつきますね。
このようなブロックはそのあとにブロックを続ける事ができないのでこのあたりも頭に入れてプログラミングしましょう。
実行すると・・・、
「~まで繰り返す」ブロックを使えば変数の内容に合わせて繰り返しをさせる事ができます。
このプログラムの場合は「数字 > 50まで繰り返す」なので変数「数字」が50を超えない間繰り返しをするという意味になりますね!
まだまだ紹介したい繰り返しワザはたくさんありますが、ちょっと長くなってきたので今回はここまでにしたいと思います。
次回は「繰り返し」と組み合わせて力を発揮する「クローン」というテクニックを紹介したいと思います。
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